僭越ながらKokura.rbの運営のひとりをやっておりますAlt9800です。
AdminのいでさんとKokura.rbを立ち上げて一年が経ちましたので軽く振り返りをば。
きっかけ
きっかけは、いでさんから「やりませんか?」と食事の席で言われたので、「やりましょう!」と二つ返事で関わり始めたイベントです。
ブランチの元になったFukuoka.rbでもプログラミング初学者の方を中心に「なにかプラクティスの場所がほしい」、というようなコメントがときどき見かけられたので、本編のもくもく会スタイルに対して、こちらはテーマを決めた勉強会としてデザインしています。
さしあたり、なかなか機会がないと学ばないアルゴリズムやデータ構造に触れられる場所を作りたいという気持ちがあり、スタートダッシュに協力しました。
キックオフ回は、なんとかFukuoka.rbとの関係性を説明しつつ、サテライト会場として福岡市のエンジニアカフェを使わせてもらいました。
現地にもRubyistの方がいらしていて、リアル会場はやはり需要があるのだなあと思ったのを覚えています。
と、こんな感じで、自分自身は小倉(北九州商業圏)にはゼンリンミュージアムに度々足を運ぶくらいしか縁はないのですが、いでさんに誘ってもらえたので「やっていき」をしています。
コミュニティ内情
勢いのままに始めるに当たっては2022年当時の知見を以て、withコロナ禍な感じにオンラインでイベントが進行できるようなツールを用意しました。
イベントは毎回基本Discordで進めています。
(雑談と告知だけのシンプルな構造)
Knowledgeはいでさんの取り計らいでesaが使えるようになっていて、このブログを書いている時点で15回分の振り返りログがesa上に溜まっています。
資料はこちら(問題解決のための「アルゴリズム×数学」が基礎からしっかり身につく本 米田優峻 著)で、AtCoderを用いて各々の得意な言語で自動ジャッジがなされる環境でコードを書くことができたり、PDF版が用意されていることが教材策定の決め手でした。
現職が夜職だったり他のコミュニティ活動をするなかで、なかなか参加のタイミングが合わなかったりするので、自分の方針としてはいでさんに倣ってコミュニティ運営では絶対に無理をしないようにしています。
コミュニティはある種、ジャズのセッションのようなところがあり、さまざまな時間スケールの粒度はあれど、基本的には{やりたかったらやる | やりたくなくなったらやめる}が許される場ではあると思います。 |
ノリや勢いで勉強会を始めるのは結構大切だと思っていて、発起人を支える「2人目」や準レギュラーに当たる人たちが集まるとコミュニティには血が通い始めます。
発起人らしからぬ参加率であることは自覚しておりますが、いでさんが主体となってコミュニティ運営がつづけられるように応援しつつ、 いでさんと一緒に**コミュニティ<我々が帰る場所>**を守ってくださっている常連のみなさまに感謝しております。我々が帰る場所>
RubyおよびRailsコミュニティであるフィヨルドブートキャンプのメンターのみなさまも見守ってくれていたりして、とてもありがたいです。
Main Branch のFukuoka.rb の方でもレアキャラになりつつある自覚がありますが、モチベーションの限り”関与”できたらな、と思います。
これからの小倉rb
実際に小倉でもイベントやりたいです。
小倉城の天守閣貸し切ったり、 九州工業大学が運営しているコワーキングスペースなども楽しそう。あと門司港や皿倉山も良いかも…。
内容としてはハンズオンもよいな、と思っていて、Hotwireのお触り会や、WebRTCのプロトコルスタックに触れたり、WASMの活用回なども今風でしょうか?
散文ではありますが、今後ともKokura.rbをなにとぞよろしくお願いいたします。